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新規開拓営業の方法は?営業手法15選とおすすめツールを徹底解説

2024年6月28日

新規営業BtoBマーケティング営業DXツール

新規開拓営業とは?

新規開拓営業とは、既存の顧客ではなく、新たな顧客に対して営業活動を行うことを指します。初対面の相手と信頼関係を築き、自社の存在を知らない人々に商品やサービスを認知してもらい、興味を持ってもらうことで、最終的には購入や契約へと導きます。

この営業スタイルは、既存顧客を対象とするルート営業やカウンターセールスとは異なり、新しい顧客を開拓するための独自の戦略とスキルが求められます。

新規開拓営業が必要な理由と重要性

新規開拓営業が必要な理由は、企業の成長とリスク管理において重要な役割を果たすためです。既存の顧客に頼るだけでは、売上の成長が停滞し、企業の発展が限られてしまいます。新規顧客を獲得することで、売上を増やし、事業を拡大するチャンスが広がります。

また、既存顧客への依存を減らし売上の安定を図るためにも不可欠です。安定した取引先の方針変更や、競合他社への乗り換えなどのリスクに対処するためには、新規の顧客基盤を常に拡大しておく必要があります。

さらに、営業人材の育成にも大いに貢献します。新しい顧客にアプローチすることで、営業スタッフは交渉力や提案力を磨くことができ、結果として全体の営業力が向上します。

既存営業(ルート営業)との違い

ルート営業とは、既存の顧客を対象に営業活動を行うことを指します。この営業スタイルの目的は、すでに確立された取引関係を維持し、さらに深めることです。

ルート営業の主な業務には、製品やサービスのフォローアップ、追加発注の獲得、顧客満足度の向上が含まれます。既存の関係を最大化することが求められ、新規顧客を獲得する新規営業とは異なるアプローチが必要です。

新規開拓営業のメリットとデメリット

新規開拓営業には、メリットとデメリットがあります。メリットとしては、成果が数字に直結しやすく、売上に応じて報酬が増えるため、社員のモチベーションが上がりやすい点が挙げられます。また、新しい顧客へのアプローチは失敗してもリスクが少なく、次の挑戦に活かせます。

デメリットとしては、初対面の顧客にアプローチするため断られることが多く、強いメンタルが必要です。また、高いノルマが課されることが多く、成果が出ない時期にはプレッシャーが大きくなります。

新規開拓営業は、挑戦とやりがいがある一方で、精神的な強さが求められます。

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効果的な新規開拓営業の手法15選

飛び込み営業

飛び込み営業は、直接訪問して顧客と接触する手法です。最初の訪問では、会社のサービスを簡潔に説明し、次回のアポイントを取り付けることが重要です。訪問後のフォローアップも欠かせません。訪問前に準備をしっかり行い、訪問ルートを計画することで、効率的に多くの顧客にアプローチできます。

テレアポ/コールドコール

テレアポは、電話で顧客にアプローチする方法です。短時間で興味を引くために、クリアで魅力的な話し方が求められます。断られることが多いので、粘り強さが重要です。リストを効率的に管理し、ターゲットを絞ることで効果的に営業活動を進めることができます。

メール営業

メールを使って顧客にアプローチします。件名や冒頭で興味を引き、具体的なメリットを示すことが成功の鍵です。多くのターゲットに短時間でアプローチできます。メールの内容を定期的に見直し、常に改善を図ることが大切です。

問い合わせフォーム営業

企業HPの問い合わせフォームに営業文面を送付する手法です。開封率が高く質の高い商談を獲得しやすいという特徴があります。定期的に送付することによって認知拡大の効果もあるので、まだ試していない企業は一度自動化ツールなどを検討してみてもいいでしょう。

SNSからのメッセージ送信

SNSを活用して見込み客に直接メッセージを送る手法です。相手のプロフィールを確認し、パーソナライズされたメッセージを送ることが効果的です。定期的にやり取りを行い、関係を深めることで信頼を築きます。

イベントに参加して営業

業界のイベントに参加し、直接顧客と接触します。顔を合わせて話すことで、信頼関係を築きやすく、具体的な提案が可能です。イベント後のフォローアップも重要で、名刺交換や資料配布を通じて継続的な接触を図ります。

勉強会・交流会の主催

自社主催の勉強会や交流会を通じて、新規顧客を開拓します。専門知識を共有し、参加者との信頼関係を築くことが目的です。参加者からのフィードバックを取り入れ、次回の内容を改善することで、さらに効果的なイベントを開催できます。

ビジネスアプリでの営業

LinkedInやFacebookなどのビジネス向けアプリを活用して営業活動を行います。ターゲットを絞り、パーソナライズされたメッセージを送ります。プロフィールの整備やネットワーキングの強化が成功の鍵です。

Webサイト/ブログでの集客

Webサイトやブログを活用し、SEO対策を行って訪問者を増やします。定期的なコンテンツ更新が重要です。訪問者のニーズに応じた有益な情報を提供することで、信頼を得ることができます。

インターネット広告出稿

Google広告やSNS広告を使って、ターゲットを絞った広告配信を行います。効果測定を行い、広告を改善することが成功の鍵です。ターゲット層に最適なタイミングで広告を配信することが重要です。

展示会・フォーラムへの出展

業界の展示会やフォーラムに出展し、製品やサービスを紹介します。出展前の準備と出展後のフォローアップが重要です。ブースでのプレゼンテーションが効果的なアプローチ方法です。

セミナーの主催/共催

自社が主催または共催するセミナーで、新規顧客を獲得します。専門知識を提供し、参加者との信頼関係を築きます。セミナー後のフォローアップを通じて、具体的な商談につなげることができます。

ポスティング・DMの活用

ダイレクトメールやポスティングを使って見込み客にアプローチします。定期的な送付と内容の工夫が重要です。ターゲット層に合わせたメッセージを送ることで、効果を高めることができます。

リファラル営業(既存顧客紹介)

既存顧客からの紹介を通じて新規顧客を獲得します。顧客満足度を高め、紹介を依頼することで信頼性の高い見込み客を得ます。紹介プログラムの整備やインセンティブの提供が効果的です。

新規開拓営業の成功ポイント

明確なターゲット設定

営業活動の成功には、明確なターゲット設定が欠かせません。ターゲットを具体的に定めることで、アプローチの精度が向上します。例えば、業界、企業規模、地域、役職などの条件を細かく設定します。

これにより、営業リソースを最も効果的に活用することができます。ターゲティングを行う際には、市場調査や競合分析を活用し、最適なターゲットを見極めることが重要です。

顧客のニーズ把握

顧客のニーズを正確に把握することは、成功する営業の基盤です。顧客がどのような課題を抱えているのかを理解し、それに対する解決策を提案することが求められます。顧客インタビューやアンケート調査を通じて、具体的なニーズや痛点を収集します。

また、顧客の業界動向や市場の変化を常に把握し、最新の情報に基づいた提案を行うことも大切です。

適切なアプローチ方法の選定

適切なアプローチ方法を選定することで、営業効率が大幅に向上します。電話営業、問い合わせフォーム営業、SNSを利用したコンタクトなど、ターゲットに応じた最適な方法を選びます。

例えば、経営層にはメールよりも電話や直接訪問が効果的な場合が多いです。一方で、若年層やIT関連の企業にはSNSを活用したアプローチが有効です。アプローチ方法の選定には、ターゲットのコミュニケーション習慣や業界特性を考慮します。

信頼関係の構築

顧客との信頼関係を構築することが、長期的な成功に繋がります。信頼を得るためには、誠実な対応、迅速なフォローアップ、そして顧客の期待を超えるサービスが必要です。契約後も定期的にコミュニケーションを取り、顧客の満足度を高める努力を続けることが重要です。

また、問題が発生した場合には、迅速かつ適切に対応し、顧客に安心感を与えることも大切です。

新規開拓営業でのよくある失敗と対策

ターゲット選定の誤り

新規開拓営業の初期段階での大きな誤りは、適切なターゲット選定ができないことです。適切なターゲットを選定するためには、徹底的な市場調査とデータ分析が不可欠です。

市場データを基に、ターゲット顧客の購買行動やトレンドを把握し、詳細な顧客ペルソナを作成します。これにより、ターゲットに対するアプローチがより精度の高いものとなり、営業効率が向上します。ターゲティングが正確であれば、限られたリソースを効果的に活用できるようになります。

アプローチ方法の間違い

営業活動におけるアプローチ方法の選定ミスは、見込み顧客との関係構築を妨げる原因となります。顧客のニーズを深く理解し、そのニーズに応じたソリューションを提供することが重要です。オープンエンドの質問を活用し、顧客の課題や目標を詳細に聞き出します。その情報を基に、個別にカスタマイズされた提案を行うことで、顧客の信頼を獲得できます。

また、顧客ごとに適切なアプローチ方法を選定し、経営層には電話や直接訪問、若年層やIT企業にはSNSを活用するなど、ターゲットに合わせた方法を取り入れることが効果的です。

フォローアップの欠如

フォローアップが欠如していると、見込み顧客を失うリスクが高まります。初回接触後のフォローアップを怠ると、顧客は他の競合他社に移る可能性があります。定期的な連絡を通じて、顧客の最新のニーズや状況を把握し、それに応じた提案を行います。

また、フォローアップ時には、新たな価値を提供する情報やサービスを共有し、顧客の関心を持続させることが重要です。

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新規開拓営業おすすめツール

問い合わせフォーム営業自動化ツールListers form

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繰り返しの説明を動画で事前に共有することによって、初回商談の質を向上させる営業DXサービス。
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どのパートがよく見られているかの分析や、問い合わせフォーム営業やメールDM営業と組み合わせることによってどの企業がどのパートをよく見ているかを事前に把握することができます。

詳細はこちら:初回商談DXツールON SALES

まとめ

新規開拓営業は、企業の成長とリスク分散に欠かせない活動です。既存顧客に頼るだけでなく、新たな顧客を開拓することで売上増加と事業拡大が可能です。効果的な営業手法やツール、フォローアップを活用し、戦略的に取り組むことで企業の持続的な成長を実現していきましょう。

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